笑四季(えみしき)と言えば、全国新酒鑑評会で何年も連続で金賞を受賞したり、「第3回滋賀地酒の祭典 みんなで選ぶ滋賀地酒のきき酒会」においてNo1の成績をおさめるなど、そのハイレベルな酒造りで多くのファンを獲得しています。
その笑四季がやってくれました!蔵の後継者である竹島充修氏が「極甘口」シリーズをプロデュースしたのです。それも純米の貴醸酒(=説明は
こちら)という手法を用いて実現させたのです。その結果、フルーツジュースのような味わいの酒が誕生しました。
立香は芳醇なフルーツを思わせます。特に熟したカリフォルニア産オレンジのような香りにリンゴやピーチを足したような香り、そしてラムネ菓子のような懐かしい香りがします。含み香はオレンジやライム、ピーチのような魅惑的な果実の香りがします。全体的に甘い香りですが、甘ったるくなく、天然の酸味も感じさせるフルーツ香になっています。
口当たりは、トロリとしたまろやかさを感じます。しっかりした粘性を持ち、貴腐ワインを口にした時のような感覚に似ています。あきらかに一般の酒よりは密度が濃いです。
味わいは口に含んだ瞬間から、ジューシーなフルーツジュースを飲んだかの様な感覚になります。米由来の甘味というより、果実由来の甘味です。その甘さの質が素晴らしいのです。本当に自然で嫌味がありません。爽やかさすら感じさせてくれます。本当に原料は米ではなくオレンジじゃないの?と思える味わいです。
後口は甘さを支える爽やかな酸味がスパッと酒を切ってくれます。その後の余韻はさすが極甘口の酒。ジューシーな余韻が長く続きます。
この酒は食中というよりは、食後のデザートがわりに飲んでいただきたいお酒です。食後に飲む酒としてデザートワインという極甘口のワインがありますが、まさにその世界です。またナイトキャップ(寝酒)にもいいです。さらに暑い季節はオンザロックで飲んでいただいてもメチャクチャ美味しいです!ぜひお試し下さい。