- 美冨久酒造
- 滋賀県
三連星 20周年記念酒 720ml 限定品
今や滋賀県を代表する人気酒となった三連星が産声を上げて今年で20周年となりました。当時「若い世代の方たちにもっと日本酒の魅力を伝えたい」という熱い想いで美冨久酒造、藤居社長が立ち上げた三連星。あれからコロナ禍や物価高騰、米騒動など様々な困難を乗り越えて今に至ります。今の三連星があるのは、皆様の支えがあっての事という思いから、従来のラインナップからはひと味違う特別な三連星がリリースされました。
この酒は氷温冷蔵庫で約5年熟成させた精米歩合55%の純米吟醸酒生原酒を、加水火入れし瓶詰めを行いました。通常出荷している三連星とは違い、ゆっくりと生囲いで熟成された事が一番の特徴です。従来の爽やかな飲み口に加え、奥行きと深みを感じられるエレガントで落ち着きのある味わいとなりました。
外観はほのかにイエローがかった透明感のあるクリスタル調。5年の低温熟成によるもので、濾過を最小限にどどめた証です。
立香は程よく熟したパインや白桃を思わせる抜けの良いフルーティな香り、杏子のコンポートのような甘い香り、また、ハチミツを思わせるニュアンスも感じ取れます。さらに温度が常温に近づくにつれて米の蒸した香りも顔を出します。含香はフレッシュフルーツというよりは、コンポートされて甘味が増したような、ネットリとした甘い香りが楽しめます。
口当たりは円やかで芳醇。粘性も高く、トロリとしたアタックです。凝縮感を感じさせ、適度な密度の濃さを感じます。
味わいはコクがあり、まろやかで優しい甘味と水晶玉のようなツルリとした旨味を感じます。中間にふっくらとした膨らみがフワーッと広がったあと、一気にフィニッシュに向かいます。
後口は練れた酸味が酒を切ってくれます。余韻は洋ナシや桃のジャムを思わせる甘酸っぱい風味が続きます。全体的にまろやかで柔らかい、そしてキレも良い味わいに仕上がっています。
飲み頃温度は14℃前後、もしくは常温~人肌燗がおすすめ。特に人肌燗はまろーんとした滋味が感じられ本当に美味しいです。ぜひお試し下さい。合わせる料理はサワラの西京焼き、ダシ巻玉子など。洋食ならポトフにも合いそうですね。本当に素晴らしい20周年記念となりました。